住宅(木造)・マンション(鉄筋コンクリート・鉄骨)の建築知識を持つ者が担当につき、劣化状況を撮影して回ります。
そして、その劣化現象がなぜ起きたのか調査し、解り易く図解で説明を行います。
リノベーションの第一歩は、劣化状況の把握と対策から始まります。
壁などに発生するひび割れから、水が浸入し、ひび割れのまわりや、さらに下の階などに水が入り込み躯体を劣化していく現象をレッセンスといいます。ひび割れの周囲が白くなるのは、表層部分で水分が蒸発、塩類の結晶を析出させる現象の事をいいます。
①コンクリートに発生したひび割れはスケールで測定後、ひび割れ幅・長さ・深さなどの調査を行います。
②0.5mmに満たないひび割れは、強制塗装(アンダーフィーラー)を摺り込むように塗布してひび割れを埋め込みます。
などの7項目に渡り、現状の賃貸状況を5段階評価で解り易くデータ化し、説明を行います。
それにより修繕内容や是正すべき事項をピックアップし、リノベーション工事内容を絞り込んでいきます。
スペックデータや近隣競合物件などから導き出したターゲット層が、「住みたい」と思う的確なプランニングデザインを施します。
など、各ターゲット層により、特化した設計士を選出し、基本デザインプランニングを基にVE(バリューエンジニアリング『コスト低減』)を行い、インカムゲイン(収益)とのバランスシミュレーションの上、収支のバランスがマッチングすることで、リノベーション施工を実施していきます。