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Wood.木の香りと温かみが心に安らぎをあたえてくれる。

木材の色調

木の色は一般的にYR系(橙色)の暖色に分類されます。このため、見た目に
「あたたかい」「和んだ」イメージを与えます。YR系の色に見えるのは、木
材が短波長(青色側)の光の反射が少なく、長波長(赤色側)の成分を多く
反射するからです。また、紫外線の反射が少なく目に優しいといえます。
シェルフ
マンセル色相環

木は熱を伝えにくい

木の熱伝導率は、鉄の1/500、そしてコンクリートの1/10。とても熱を伝えにくい性質を持っています。そのため、たとえば熱い
味噌汁が入った木のお椀でも、手にとって美味しく飲むことができるわけです。多孔性素材である木は、その無数の微小空間の中
に熱伝導率がゼロに近い空気をたくさん封じ込めています。もともと熱を伝えにくい木の中に、さらに熱を伝えにくい構造を持っ
ています。触ったときに、金属やコンクリートのように“ひやっ”としないのは、木が手の熱を奪わないからなのです。また、温も
りを感じさせる木の感触として、木肌に手で触れるとリラックスするという「安らぎ効果」も立証されています。
熱伝導率測定結果※ウッドワン社内調べ

木の調湿作用

無垢の木材には、ある程度まで乾燥すると周囲の水分を吸放出して自らの水分を保とうとする性質、「調湿作用」があります。調
湿作用による伸縮がもっとも少ない状態まで乾燥させていますが、伸縮するのは快適な住空間を保ってくれている証です。室内の
湿度を快適な60%前後に調節し、カビやダニの原因となる結露を防ぐ役割も担います。
自然塗料が木本来の調湿性を最大限に活かします。

木の床は足が疲れにくい

硬いタイルやアスファルトの上を歩き続けたあと、足が痛くなったりした経験はあると思います。それは、歩く際の衝撃が足腰の
関節に直接伝わることが原因です。建築資材の中で硬さや柔らかさを検証してみると、木はその中間あたりに位置します。木の持
つ適度な弾力と硬さは、歩く際の足腰への負担を軽減します。木は切り離された後、細胞の中の水分は抜けていきますが、細胞壁
が木の原型を維持し、空間をつくります。つまり、中空状の細胞が集まってできています。このことは、物があたったときに細胞
が変形して衝撃を吸収することを意味します。また、木には「しなる」性質があります。根太組みの床の上で運動すると、木が適
度に「しなる」ことで、足腰への負担が少なくなり、万一転倒しても怪我が少なくなることから、体育館や老健施設の床に採用さ
れているのは周知の通りです。
根太組みの上で運動すると、木が適度にしなるので、足や腰などへの負担が少なくなります。